紀元前４世紀、ケルト人によって開かれ、 その後、ローマ帝国の支配に入った。13～16世紀頃、ヴィスコンティ家やその後の スフォルツァ家がミラノを治めた。ドゥオーモは、ヴィスコンティ家の命により
建てられた。 「最後の晩餐」をダヴィンチに依頼したは、スフォルツァ家のイル・モーロだった。両家没落のあと、スペインやフランスによって長く支配された。
1796年、ナポレオンがミラノに入城したが、ナポレオン失脚後、1866年までオーストリア帝国の支配下に置かれたが、1866年にイタリア王国に統合された。ローマに次ぐイタリア第２の都市。
(1)ドゥオーモ
ドゥオーモの最初の石は1386年に古代からあったサンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂の場所に置かれた。 最初の石が置かれてから約500年後の1813年に完成した。 19世紀を通じて、尖塔と全ての装飾が仕上げられた。世界最大のゴシック建築で、5世紀もの歳月をかけて多くの芸術家によって完成された。聖堂の上に昇ることもできる。ドゥオーモには135本の尖塔があり尖塔の天辺には一つ一つに聖人が立っている。一番高い位置に金のマリア像が輝いていて、昔はこのマリア像より高い位置に建物を建てられなかった。体積はフランスのボーヴェ大聖堂に次いで世界で2番目で、広さもバチカンのサン・ピエトロ大聖堂に次いで2番目である。
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| ドゥオーモ(ミラノ大聖堂)正面 | 徒歩で屋上まで上がれる(有料) |
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| 右上がｳﾞｨｯﾄﾘｵ･ｴﾏﾇｴｰﾚ2世ｶﾞｯﾚﾘｱ | 屋上 真ん中が高く、左右が坂 |
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| ドゥオーモ内部 | 地下にある宝物館(有料) |
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| ﾄﾞｩｵｰﾓ広場。ｳﾞｨｯﾄﾘｵ･ｴﾏﾇｴｰﾚ2世ｶﾞｯﾚﾘｱ | ﾄﾞｩｵｰﾓ広場のｳﾞｨｯﾄﾘｵ･ｴﾏﾇｴｰﾚ2世の銅像 |
(2)ドゥオーモ近辺
ｳﾞｨｯﾄﾘｵ･ｴﾏﾇｴｰﾚ2世ｶﾞｯﾚﾘｱはアーケードの名称。2つのアーケードに覆われている。ドゥオーモ広場の北に位置し、ミラノスカラ広場へ通じている。イタリア王国の初代国王ｳﾞｨｯﾄﾘｵ･ｴﾏﾇｴｰﾚ2世にちなんで名づけられた。イタリアの建築家ジュゼッペ・メンゴーニによって1865年から1877年の間に建てられた。通りはガラスのアーチと鉄製の屋根に覆われている。
スカラ座はオペラの殿堂ともいわれ、世界的にも有名。1778年に建てられた劇場で1943年空襲によって焼失したが1946年再建。世界的な指揮者「トスカニーニ」音楽監督を務めている。スカラ座広場には、レオナルド・ダ・ヴィンチの像が立っている。
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| ｳﾞｨｯﾄﾘｵ･ｴﾏﾇｴｰﾚ2世ｶﾞｯﾚﾘｱ | |
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| スカラ座 | スカラ座広場 |
